高知県内公務員に夏のボーナス 「定額減税」を受け県職員の手取り額の平均は前年比約10%増に

夏のボーナスが県内の公務員に支給されました。このうち県職員の夏のボーナスは2年連続の増加となっています。

県によりますと、夏のボーナスにあたる期末・勤勉手当が支給されたのは県庁や警察、教職員など県職員1万3865人です。支給総額は前年に比べ約3億7650万円(3・8%増)の103億9470万円あまり。一人あたりの平均支給額は約3万3000円増の74万9710円となっています。

人事委員会が昨年度、民間企業との均衡を図るために引き上げを勧告したため、2年連続の増加となっています。

また6月から実施されている「定額減税」に伴い、手取りにあたる実支給額は前年に比べ平均で5万5000円あまり増えています(10.2%増)。特別職の濵田(はまだ)知事には287万4625円。井上浩之(いのうえ・ひろゆき)副知事には221万4875円が支給されています。

このほか高知市では2931人の職員に一人あたり平均73万5730円が支給されました。桑名龍吾(くわな・りゅうご)市長には219万3000円。弘瀬優(ひろせ・まさる)副市長には141万3312円。4月から就任した神谷美来(かみや・みな)副市長には176万6640円が支給されています。

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