県職員(55)を “懲戒免職” …女性のスカート内盗撮、アパート侵入で下着盗む「常習性と計画的な悪質性で処分を判断」富山県

富山県は、10代女性のスカートの中を盗撮したとして逮捕された県職員について28日、懲戒免職処分にしたと発表しました。

懲戒免職処分となったのは、富山県観光振興室の主幹、宇佐美貴史容疑者(55)です。

宇佐美容疑者は6月8日午後4時35分ごろ、富山市内の商業施設で、10代女性のスカートの中を盗撮した疑いがもたれています。

巡回中の保安員が犯行を目撃し、その場で取り押さえられ、警察に現行犯逮捕されました。

警察によりますと、盗撮に使ったとみられるビデオカメラは、ビジネスバッグに穴を開けて仕込まれていたということです。

富山県は県の基準に照らし合わせて本人に事情を聴いたうえで「常習性がみられたことと、犯行が計画的で悪質性があると判断できることから懲戒処分の中で最も重い免職とした」と話しています。

宇佐美容疑者はことし3月下旬までに、岐阜県高山市の女性のアパートに侵入し、ショーツ2点を盗んだ疑いでも再逮捕されています。

女性の下着盗んだ疑いでも再逮捕…

10代女性のスカートの中を盗撮した疑いで現行犯逮捕された富山県職員の男が、岐阜県で女性の下着を盗んだ疑いで再逮捕されました。(6月24日記事)

住居侵入と窃盗の疑いで再逮捕されたのは富山県庁・観光振興室に勤務する宇佐美貴史(うさみ・たかし)容疑者(55)です。

宇佐美容疑者は2022年3月からことし3月下旬までの間に、岐阜県高山市の女性のアパートに侵入し、女性のショーツ2点、時価合計1000円相当を盗んだ疑いが持たれています。

宇佐美容疑者は6月8日、富山市内の商業施設で10代女性のスカートの中を盗撮した疑いで現行犯逮捕されていて、家宅捜索で女性用の下着が見つかったことから警察が事情を聞いたところ、「女性のアパートに入り下着を盗んだことは間違いない」と容疑を認めたということです。

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