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島根スサノオマジックは28日、ポール・ヘナレHCと2024-25シーズンの契約が基本合意に達したことを発表した。チームを指揮して4シーズン目となるヘナレHCの手腕にさらなる期待がかかっています。
ポール・ヘナレHCは2021-22シーズンから指揮をとっていて、「バズソースタイル」と呼ばれる攻守の切り替えの速いチームコンセプトでチームをリーグ上位に引き上げました。1シーズン目は西地区2位となり初のチャンピオンシップに進出、チャンピオンシップでは4位の成績を残しました。2シーズン目となる2022-23シーズンは、2年連続のチャンピオンシップ進出を果たしたものの、準々決勝で敗退。3シーズン目の2023-24シーズンは、終盤に失速し西地区4位に終わり、3年連続のチャンピオンシップを逃しました。
チームのメンバーでは、2年連続得点王のペリンビュフォードが退団した一方で、攻守に貢献度が高いオーストラリア代表のニック・ケイが残留、NBAで2度の優勝経験を持つジェームズ・マイケル・マカドゥが渋谷から、日本代表候補の経験を持つ帰化選手のエヴァンス・ルークがFE名古屋から、三遠ネオフェニックスの中地区優勝に貢献したコティ・クラークが加入することが決まっています。
またチームをけん引してきた安藤誓哉、津山尚大に川崎ブレイブサンダースから加入の納見悠仁など、陣容が概ね固まってきた中、ヘナレHCが悲願のリーグ制覇に向けて、どのような手腕を発揮するか注目されています。
チーム公式サイトでヘナレHCは、「島根に今シーズンも戻ることができて感激しております。ファンの皆さまの素晴らしいご支援に恩返しできるように、今季は実り多いシーズンにしてまいりたい次第です。島根へ戻り、チームの皆さんと一緒に仕事をすることが待ちきれません」とコメントを発表しています。