どんな性能? テーラーメイド“プロト”アイアンが米ツアーでお披露目

テーラーメイドの新アイアンがお披露目された(GolfWRX)

「ロケットモーゲージクラシック」にて、今年すでに目撃されているモデルとは明らかに異なる形状のテーラーメイド“プロト”アイアンがお披露目された。

4月「バレロテキサスオープン」では、ロリー・マキロイ(北アイルランド)がそれまで非公開だった“プロト”4番アイアンをお披露目した。マキロイは、“高弾道”と“好みの打感”に仕上がったと評した同クラブをその週に実戦投入。以来、このアイアンはマキロイのクラブセットに収まり続けている。

直後にコリン・モリカワが「RBCヘリテージ」にて同モデルの4番アイアンを実戦で使用すると、「全米プロゴルフ選手権」ではマイケル・ブロックが同モデルのフルセットを実戦投入するなど、続々と選手が使用し始めた。

その後、LPGAのスーパースターであるネリー・コルダのお披露目により、この“プロト”アイアンは新しいテーラーメイド「P-7CB」であることが判明した。

テーラーメイド-「スルースロット」(GolfWRX)

GolfWRX.comはこの火曜にデトロイトGCにて、“プロト”アイアンをテストしているニック・ダンラップを目撃した。

初期段階の推論として言えるのは、トウ部分の“スクリューポート”、そしてアイアンのソールにある“スルースロット”から、中空ボディ構造であるということ。これまでのテーラーメイドP7CB“プロト”とは全く異なる設計であり、フェースでボール初速を上げるものと思われる。

テーラーメイドはこのモデルについて、設計に関する情報を一切明らかにしていないため、現時点での情報源はこのクラブの写真のみとなっている。

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

テーラーメイド-「フェース」(GolfWRX)

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