事件の捜査情報を漏らした『警察官』に停職1カ月の処分 警察内部の情報に不正アクセス

■知人の会社役員に『暴力団関係者』として登録されているかや捜査情報など漏らす

兵庫県警の警察官が捜査情報を外部に漏らしたなどとして、停職1カ月の懲戒処分を受けました。

兵庫県警によると、神戸方面の警察署に勤務する男性巡査長(32)は、2019年から2022年にかけて、警察内部の情報に不正にアクセスし、捜査情報などを漏らした疑いで書類送検されました。

巡査長は、知人で会社役員の男性に依頼され、暴力団関係者として登録されているかや、捜査情報などを漏らしていたということです。

県警は、巡査長を停職1カ月の懲戒処分としました。

■通勤手当と住居手当を不正受給の警察官 依願退職

また、男性警部補(52)は、通勤手当およそ60万円や、住居手当およそ285万円を不正に受給していたとして28日付で停職6カ月の懲戒処分となりました。

通勤手当の一部については、詐欺の疑いで書類送検され、警部補は28日付で依願退職しました。

兵庫県警は「指導を徹底し、再発防止に努める」としています。

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