住居侵入で巡査部長停職、警視庁 依願退職、「飲酒で気が大きく」

 マンション一室に侵入したとして、警視庁は28日、同庁公安総務課の男性巡査部長(32)を停職1カ月の懲戒処分にした。巡査部長は同日依願退職した。事実を認め「スリル感を味わいたかった。飲酒して気が大きくなりやってしまった」と説明している。

 警視庁によると、巡査部長は5月2日午後11時50分ごろ、東京都板橋区の女性宅に無施錠の玄関ドアから侵入した。以前、この部屋のドアが少し開いていたため倒れている人がいないか中を確認したことがあり、その後も飲酒した際にドアを開け玄関に入ることがあったという。

 気付いた住民が110番したのを受け、巡査部長が上司に相談して発覚した。

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