香港国際空港、1~5月の旅客数58.9%増

香港国際空港、1~5月の旅客数58・9%増

香港国際空港に駐機する航空機。(2023年12月13日撮影、香港=新華社記者/陳鐸)

 【新華社香港6月28日】中国香港特別行政区の香港国際空港を運営する香港空港管理局(AAHK)はこのほど、同空港の1~5月の旅客数が前年同期比58.9%増の延べ2100万人だったと発表した。発着回数は50.5%増の14万5140回、貨物取扱量は18.0%増の190万トン以上となった。

 5月の旅客数は前年同月比30.8%増の407万人、発着回数は34.5%増の2万9855回だった。中国内地の労働節(メーデー)連休(5月1~5日)により、各種旅客数が大幅に増えた。中でも、東南アジアや中国内地、日本との間を往来する旅客数が最も伸びた。

 5月の貨物取扱量は19.0%増の41万6千トンに達し、前年同月比で年初以降2桁の伸びを維持している。輸出貨物は30.1%増え、貨物取扱量の増加をけん引する主な力に返り咲いた。地域別では、北米や欧州、中東向けの貨物取扱量が大きく伸びた。

 同局は新規路線について、キャセイパシフィック航空傘下の格安航空会社(LCC)の「香港エクスプレス」が5月10日、香港と海南省の三亜鳳凰国際空港を結ぶ直行便を就航したと紹介。週4往復の運航により、海南省に向かう旅客の選択肢を広げたとした。

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