全国初「オンライン立ち会い」実施へリハーサル 鳥取・江府町長選「投票に行きやすい投票所ができれば」

実施されれば、全国初となります。
7月告示される江府町長選挙に向け28日、「オンライン立ち会い」のリハーサルが行われました。
投票所の立い会い人不足により投票所の減少を防ぐことが狙いなんですが、リハーサルで見えてきた課題とは。

オンライン立ち会いは、テレビ会議のようなシステムを使い、投票所の立ち会い人の業務をオンラインで実施します。

28日は、来月16日告示、21日投開票の江府町長選挙及び町議員再選挙に向けて、実際に使用される機材などを使ってリハーサルが行われました。

投票開始から投票所や投票箱の閉鎖、投票録の作成・署名までの一連の流れを確認。通信回線が途絶えるトラブルを想定した場面では…

「県デジタル改革課職員に連絡し、回線の復旧に努めてください」

投票所のリアルタイムの映像を町役場にいるオンライン立ち会い人が遠隔で見守りました。

鳥取県地域社会振興部 盛田聖一 部長
「ちょっと気になったことがありまして、少し音声が聞き取りにくい部分があったので、そこは改善の余地があるなと思いました。投票率自体がすべての年代で下がっているという実態があります。投票に行きやすい投票所ができればと思います」

江府町長選などのオンライン立ち会いは、期日前投票の来月19日に実施される予定で、実施されれば全国初となります。

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