マツダ認証不正 国が2車種の出荷停止解除「マツダ2」「ロードスターRF」 半年ごとに国交省に報告へ

自動車メーカーの「型式認定」を巡る不正問題で、マツダの対象車種に出されていた出荷停止の指示が28日、解除されました。

出荷停止の指示が解除されたのは、国内向けの小型車「マツダ2」と、小型オープンスポーツカー「ロードスターRF」です。

これらの車種をめぐってはエンジン制御ソフトを書き換えて出力試験を行った不正が判明し、国土交通省が先月30日から2つの車種の出荷を停止するとともに、マツダ本社を立ち入り検査していました。

国交省によりますと、該当する2車種は今回の検査の結果、基準に適合していることが確認されたということです。
国交省は出荷停止を解除する一方で、当分の間、再発防止の取り組み状況を半年ごとに報告するよう行政指導を行っています。

なお、出荷停止の解除について、マツダは「国土交通省の指導内容を真摯に受け止め、本事案の再発防止策を着実に履行し、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

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