JR西日本岡山支社 新支社長に林秀樹さん就任「まずはニーズの把握を」 芸備線のあり方について

JR西日本岡山支社の新しい支社長に林秀樹さんが就任しました。

岡山支社長に就任した林秀樹さんは京都府出身の54歳。2012年から約6年間岡山支社で勤務し、輸送課や人事課の課長を務めました。

JR西日本岡山支社管内では、赤字が続く芸備線について存廃を含めたあり方を再構築協議会で議論しています。

林支社長はこの問題について「沿線地域に住む人の生活やニーズを把握してから議論を進めないといけない」としました。

(JR西日本岡山支社/林秀樹 支社長)
「(現状の交通網が)皆さんのニーズとずれがあるのかないのか、そこの頭の整理をした上での議論でございまして、まず手段としての鉄道がいいのかバスがいいのかというところからスタートする議論ではないと考えています」

また、2024年9月に岡山県北部で開幕する森の芸術祭について「県北に人を呼び込むチャンス」と話し、県内外の人に魅力を発信したいと意気込みを語りました。

© 株式会社瀬戸内海放送