JA栃木中央会 新会長に国府田氏(JAはが野) 「イチゴに続く農産物の振興を」

とちぎテレビ

農業団体のJA栃木中央会は28日、総会を開き、新しい役員体制を決めました。3年間の任期満了に伴う役員の改選で新しい会長には、副会長でJAはが野組合長の国府田厚志氏65歳が選ばれました。イチゴ農家で県内一の産地真岡市在住の国府田氏は、2019年から真岡市を含む芳賀地域を管轄するJAはが野の組合長を務め、21年からJA栃木中央会の副会長に就いていました。

国府田氏は、これまでの栃木県のイチゴの主力品種だったとちおとめより収穫量が多く、販売金額の増加が見込めるとちあいかへの転換を進める地域版の戦略を策定するなど「いちご王国栃木」の生産振興を支えてきました。県内の農業の課題として担い手不足と生産者の高齢化、それに、資材の高騰をあげ、栃木県が誇る農産物のPRにも力を入れていきたいと抱負を述べました。また副会長には、JAなす南の中山正樹組合長66歳が就いています。

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