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沖縄県名護市辺野古の新基地建設に使う土砂の搬出が続く同市安和の国道449号でダンプに2人がひかれた事故を受け、玉城デニー知事は28日、記者団の取材に「県民の安全に責任持つ者として極めて遺憾だ」とコメントした。警備員の男性1人が死亡したことについて「お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族に心から哀悼の意をお伝えする」と語った。
事故現場では28日、県北部土木事務所の職員が情報収集に当たっているという。今後の対応について玉城知事は「事故原因が究明され、安全対策がとられるまでの間は、沖縄防衛局に対して(工事のための)土砂搬出作業を中止するよう求めたい」と述べた。
抗議活動中に事故に遭い、けがをした女性について、玉城知事は「一刻も早い回復をお祈りしている」と話した。工事現場周辺で抗議活動を行う市民らに「法令を順守し、地域住民の安全安心に配慮していただきたい」とも呼びかけた。
(與那原采恵)