西日本豪雨からまもなく6年 倉敷市長「今後は住民一人一人の備えが大切」 岡山

2018年7月の西日本豪雨からまもなく6年です。倉敷市の伊東香織市長は28日の記者会見で、今後の災害対策は住民一人一人の「備え」が大切だと語りました。

(倉敷市/伊東香織 市長)
「みんなで備えるまちづくりということに向かってがんばりたいと思っております」

2018年の西日本豪雨で河川が氾濫するなどして大きな被害を受けた倉敷市真備地区で高梁川と小田川の合流点を付け替える工事が2024年3月に完成するなど、ハード事業の整備がほぼ完了したことを受けて述べたものです。

今後は豪雨被害をきっかけに市内5カ所に整備した耐震性の貯水槽の使い方やハザードマップなどについて住民の理解を進めたいとしています。そして、7月3日にオープンする「まびふれあい公園」を防災の拠点として全国に情報発信をしていきたいと述べました。

また伊東市長は「自分自身の安全は自分で守る」ことを身に付けてもらうために、2024年9月26日に倉敷市で一斉に市民参加型の地震対応訓練を行うことを発表しました。

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