新紙幣対応のATМ生産急ピッチ 群馬・富岡市

来月3日の新紙幣発行を前に、金融機関などで使用するATMの生産工場では急ピッチで作業が進められています。

銀行のATMなどを生産している沖電気工業富岡工場えは、20年ぶりの新紙幣発行に伴うATMや現金処理機の入れ替え需要で、現在、急ピッチで生産作業が進められています。

生産現場では、紙幣を出し入れするユニットの動作確認などを行いながら、新紙幣に対応したATMが組み立てられています。

沖電気工業富岡工場では、ATMのほか、商業施設で使用する現金処理機、セルフレジなども生産しています。昨年度から今年度の生産量は、新紙幣の発行だけでなく、半導体不足の反動もあり、通常の約2倍になっているということです。

富岡工場では、生産設備を増強するなどして対応しています。増産体制は、今年度いっぱい続く見込みで、完成した製品は全国の金融機関などに出荷されます。

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