ロッテ 川淵三郎氏が始球式に登場 雨が降りしきる中、ノーバン投球 試合開始遅延もプレーボールへ

 始球式を務めるJリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏(撮影・開出牧)

 「ロッテ-オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本サッカー協会・相談役、日本トップリーグ連携機構代表理事会長・川淵三郎氏(87)が始球式に登場した。「中学校までは野球少年でしたので、始球式は一生の間に一度はやってみたいなと思っていたのですが、今まで全く機会が無くて。今日初めてZOZOマリンで始球式をできたということは僕にとってすごく感激ものでした!今日の為にシャドーピッチングもしましたし、相当努力をしてきました。本番直前の練習で何球か投げたら結構ボールが伸びたので『今日は大丈夫だな』という感じがあった。僕としては、準備がしっかりと整えられたことがとてもハッピーでした。とにかく今日はノーバウンドで投げたいと思っていたので、念願かなって今日は大満足でした!」とコメントした。

 雨が降りしきる中、背番号「36(サブロウ)」のユニホームで登場。「スポーツを愛する皆さん!スポーツを通じて日本をもっと元気な国にしていきましょう!」とファンに呼びかけた。始球式では、マウンドの前から、ノーバン投球を披露。その後は吉井監督から花束を受け取り、笑顔で記念撮影した。

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