市議から異論が相次ぐ 市議会委員会で県の新ホール計画めぐり【徳島】

6月12日、県の担当者が徳島市役所を訪れ、県が新ホール整備を進める藍場浜公園西エリアについての調査結果や計画の概要、それに県のまちづくり構想などについて説明しました。

6月28日に開かれた徳島市議会の総務委員会で、市側が経緯を報告しましたが、議員から県の計画に対する異論が相次ぎました。

(誠和会・ 井上 武 議員)

「事業するところが、やはり徳島市の所在の中にありますので、色んな面を考えて徳島市の意見もだしていかなければ」

(朋友会・ 加村祐志 議員)

「私としては、今までの計画をぜひ、徳島市としてそっちを取り組んでもらえるように、これからのワーキンググループの場でしっかり主張をしていただきたいと思う」

(自民党市議団・岡孝治議員)

「最悪のものができるとしか思えません。もしも、徳島市が絡んでホールを建てることになると、やめといたほうがいいと言わざるものしかできない。今のままだったら、県市協調新ホールなので内容にまで口出ししていかなければいけない、場所にも。それをはっきりさせて協定書を白紙に戻して、一旦土地も返していただいて、協定違反なんだから」

このほか、県のまちづくり構想について話し合うためには、鉄道高架事業を含めた議論が必要として、建設委員会との連合審査会を開くよう求める意見が出され、総務委員会としてこれを承認しました。

7月1日の建設委員会でも、同様の案件が図られ、連合審査会を開くかどうか決定します。

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