30日に行われる「輪抜けさま」を前に、高知市の神社で茅の輪の設置作業が行われました。
一年の折り返しである6月30日に無病息災を祈って毎年行われる行事、夏越祭・通称「輪抜けさま」。
高知八幡宮では毎年、大勢の参拝者が神社を訪れ、茅の輪くぐりを行っています。28日は27日に刈ったばかりの茅を手作業でくくり付け、高さおよそ2メートルの茅の輪が完成しました。
(高知八幡宮 別役重幸 祢宜)
「上半年についた罪けがれを払うことによってすがすがしく、病気にならないようにという祈念も込められている。清まった状態で下半年を突入していただいて、残りの半年も無病息災で過ごしていただければと思う」
高知八幡宮では30日の午後5時から夏越祭の神事が行われ、茅の輪は7月1週目ごろまで境内に設置されます。