6月30日は一年の残り半分の無病息災を祈る「輪抜けさま」 高知市の神社で巨大な茅の輪づくり【高知】

一年の残り半分の無病息災を祈る「輪抜けさま」を前に、高知市の神社で茅の輪を作る作業が行われました。

毎年6月30日は通称「輪抜けさま」として親しまれる夏越祭で、県内の多くの神社に参拝者がくぐるための巨大な茅の輪が設けられます。

高知市はりまや町の高知八幡宮では6月28日、神社の関係者6人が軽トラック1台分の茅を束ね、直径2.4メートルほどの巨大な輪を作りました。

茅の輪のくぐり方の順序は、左回り・右回り・左回りのあと、輪の中をまっすぐ抜けてから参拝するということで、参拝者がつまづかないよう足元にも木の板をかぶせるなど丁寧に設置していました。

高知八幡宮では6月30日午後5時から大祓式を行い、夏越祭のメインの神事が繰り広げられます。

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