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県が緊急の対策会議を開きました。
サクランボの販売数量が2023年のおよそ4割に落ち込むなど、危機的な状況が明らかになっています。
会議では、県の関係部局が生産や流通について現状を報告。
6つの主要産地のJA全体で、2023年に比べて販売数量が4割程度、販売額では5割程度まで落ち込んでいることが明らかにしました。(6月26日現在)
また、サクランボ不足により県と市町村のふるさと納税の返礼品、およそ7万8000件が発送できていないということです。
【吉村知事】「6月からの高温で障害果も多く発生し、収穫量が平年を大きく下回るとともに、短期間でシーズンが終わってしまったことをご理解いただきたい」
こうした状況を受け、高温対策に関する会議の設置や園地の気温上昇を抑える設備導入に対する支援、さらに無利子での資金支援などの支援策が提案されました。
【吉村知事】「災害ではないかという声も聞かれる。(生産者と)一緒になってまた次期作に向けて取り組んでもらえるよう、一緒に頑張ってもらいたい」