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救急車の出動が増加していることを受け、大阪市消防局は7月から、救急隊員がコンビニなどに立ち寄ることを認める運用を始めます。
【大阪市消防局youtube】「喉乾いたな~おなかもすきましたね~すぐ指令があるかもしれないからコンビニに寄ろう」「救急隊のコンビニ利用にご理解・ご協力お願いします」
大阪市では、去年、救急出動件数がおよそ26万3000件と、過去最多となっています。
出動が増加している一因として、深爪や筋肉痛など不要な救急要請もあり、昨年度に救急搬送された人のおよそ6割が軽症でした。
大阪市消防局は、連続の出動などで救急隊員が消防署に戻れず、休憩や食事などの時間が確保できない状況を改善するため、来月から、コンビニなどの立ち寄りを認める運用を始めます。
また、事件や事故と勘違いされないよう、コンビニを利用していることを示すパネルを掲示します。
【大阪市消防局・塩谷壮史救急需要対策担当部長】「しっかり水分補給栄養補給をして、健全な状態で活動できることが、市民の皆さまのサービス向上にもつながると考えております」
今後は、緊急の出動にも対応できるよう、1人は車内で待機するということです。