Da-iCEらに観客5000人が歓声 沖縄最大級のガールズファッションフェス 音楽やダンスパフォーマンスも

アパレルブランド「SPINNS」の服を着こなし、ウオーキングする宇井優良梨((c)OKINAWA COLLECTION提供)

 沖縄最大級のガールズファッションフェス「ミュゼプラチナム Presents OKINAWA COLLECTION2024」が15日、沖縄アリーナ(沖縄市)で開かれた。ファッションモデル、ユーチューバーによるランウェイや、音楽アーティストによるパフォーマンスは約5千人の観客を魅了した。(社会部・大庭紗英)

 開催2回目の今回のテーマは「NEW CHAPTER(新章)」。多彩なエンターテインメントを生み出してきた沖縄の活力ある持続的発展を目標に、沖縄の魅力を世界へ発信するという意味を込めた。

 日本レコード大賞の受賞経験があるダンスボーカルグループDa-iCE(ダイス)は代表曲の「CITRUS」「スターマイン」を披露した。伸びの良い歌声やキレのあるダンスでつくり上げる力強いステージは観客を圧倒。ボーカルの花村想太が「梅雨に負けずに盛り上がりましょう」と呼びかけると、会場に指笛の音が響いた。

 ファッションショーでひときわ歓声を集めたのは、若者に絶大な人気を誇るユーチューバーの中町兄妹。ランウェイに姿を現すと、割れんばかりの声援に笑顔で応えた。妹の中町綾は「年に何度も行く大好きな沖縄。ただいまという気持ち」と声を弾ませた。

 7人組ダンスボーカルグループGENIC(ジェニック)の金谷鞠杏(まりあ)と宇井優良梨(ゆらり)はモデルとしてランウェイを歩いた。事前の取材で宇井は「沖縄は、ツアーでも来たことのある思い出の土地。沖縄でランウェイを歩くことができて、とてもうれしい」。金谷は「普段から愛用しているブランドの服を着て歩くのを楽しみにしていた」と笑顔を見せた。

 司会は県出身タレントの棚原里帆とユーチューバー「なこなこカップル」のこーくん。他の出演はユーチューバーのとうあ、ヘラヘラ三銃士、モデルの貴島明日香、吉田朱里ら。

力強いパフォーマンスで会場を沸かせるDa-iCE

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