三峡集団の洋上風力発電所が送電を開始、中国初の超大容量単体風力タービンを利用

中国初の超大容量単独洋上風力発電所である三峡集団漳浦第2期洋上風力発電所が27日、全て送電されることになりました。

中国初の超大容量単独洋上風力発電所である三峡集団漳浦第2期洋上風力発電所が27日、全て送電されることになりました。

風力発電所は中国南東沿海の福建省漳浦県海域に位置し、海岸線から約30キロ離れており、総設備容量は400メガワットに達し、中国初の13メガワット以上の超大容量単体風力タービンをすべて採用した洋上風力発電所です。うち16メガワット洋上風力発電ユニット6基を一括応用しており、超大容量タービンの大規模な応用は、風力発電所の発電効率を高めるだけでなく、風力発電技術のアップグレードと発展をさらに後押ししました。

三峡集団の漳浦第2期洋上風力発電所の稼働後、年間16億キロワット時のクリーン電力を生産し、68万世帯の年間電力使用量の需要を満たす見込みで、年間約136万トンの二酸化炭素排出を削減でき、グリーンエネルギーの発展を推進し、気候変動への対応で重要な意義を持つとみられています。

中国の洋上風力発電産業は急速な発展に伴い、黄金期を迎えていると言われており、三峡集団漳浦2期洋上風力発電所の送電成功から分かるように、中国の洋上風力発電産業は引き続き急成長の態勢を維持していきます。(提供/CRI)

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