横浜・川崎・県央地域には引き続き「大雨警報」発令(午後5時半現在)

28日の神奈川県内は、大気の状態が不安定になった影響で、広い範囲で激しい雨が降り、午後5時半現在も横浜と川崎、それに県央などで、引き続き警報が出されています。

記者
「時刻は12時20分頃です、横浜横須賀道路の横浜市磯子区の付近です。先ほどから激しい雨が、フロントガラスを叩きつけるように降り続いています」

神奈川県内では、発達した低気圧や前線に流れ込んだ湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となり箱根町では正午過ぎに、1時間に53.5ミリの雨を観測しました。

降り始めから28日午後4時までの降水量は、箱根で165ミリ、山北町で116ミリ、小田原で106ミリなどとなっていて、県内の広い範囲で大雨警報が出されていましたが、午後5時半現在、横浜と川崎、それに県央をのぞく地域は解除されています。

一方、一時間に37.5ミリを超える雨が降った小田原では。

記者
「こちら小田原市にある陸上競技場です、駐車場に続く通路では、現在土砂崩れが発生しています。 雨は小康状態ですが、降り続く予報なので、警戒が必要です」

横浜地方気象台では、29日の明け方まで引き続き大気が不安定な状態が続くため、低い土地への浸水や土砂災害への注意、警戒を呼びかけています。

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