バド・山口茜選手「少しでも上へ」 体操・宮田笙子選手「チームを引き上げたい」 パリへ意気込み

パリオリンピックが7月に開幕します。福井が生んだ日本代表選手のうちの2人のヒロイン、バドミントンシングルスで世界女王の経験もある山口茜選手と体操のエース宮田笙子選手が28日、県庁を表敬訪問しました。

県庁を訪れたのは、勝山高校出身で再春館製薬所に所属するバドミントンの山口茜選手と、鯖江高校出身で順天堂大学に在学する宮田笙子選手です。

山口選手はリオ、東京に続き3大会連続のオリンピック出場で「リオ、東京とベスト8だったので、今回は少しでも上にいけるよう頑張りたい」と話しました。また京都市出身で、中学時代から鯖江市で体操の技を磨いた宮田選手は自身初のオリンピックを前に「女子体操のエース・キャプテンとして誰よりも自信を持ってチームのメンバーを引き上げたい」と抱負を語りました。

杉本知事は「県全体で応援します」と2人にエールを送り、激励金の50万円の目録を手渡しました。

この後、2人は報道陣のインタビューに応じました。

バドミントン女子・山口茜選手:
「もちろんメダルを取れれば一番うれしいが、まずは自分自身で楽しんで納得した形で終えられるようにしたい。その上で結果がついてきたらうれしい」
県民へメッセージを―
「ぜひ楽しんで試合を見ていただけたら」

体操女子・宮田笙子選手:
「いつもたくさんの応援をもらっていて、励みになる演技も前向きにできている。パリ五輪では自分の良さを最大限に出せるように挑んでいきたい」

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