特殊詐欺の被害を未然に防いだコンビニエンスストアと従業員に感謝状【高知】

特殊詐欺の被害を未然に防いだとして6月28日、高知市内のコンビニエンスストアと従業員に対し警察から感謝状が贈られました。

被害を未然に防いだのは高知市長浜のコンビニエンスストア、セブン・イレブン高知長浜店と高知横浜南店の2店舗で、高知南警察署の森成人署長から、店と対応した従業員に感謝状が手渡されました。

長浜店では5月16日、70代の男性客が電子マネー「ビットキャッシュ」10万円分を購入しようとした際に、横浜南店では5月31日、60代の女性が電子マネー「アップルギフトカード」30万円分を購入しようとした際、それぞれ不審に思った従業員が声をかけ被害を未然に防ぎました。

警察によりますと、特殊詐欺被害を防げたケースは、今年県内で19件あるということです。最近では、IDや番号を伝えるだけで済む電子マネーを使うなど詐欺グループの手口が巧妙化していることなどから、なかなか摘発にはつながっていないのが現状です。

警察では今後も特殊詐欺に注意するよう呼びかけることにしています。

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