“真夏のワイン” 仕込み作業始まる 完熟前のブドウで酸味の効いた味わいに 山梨・甲府市

甲府市のワイナリーで28日、早くも新酒ワインの仕込みが始まりました。

早摘みのデラウェアを使うため、酸味の効いたフルーティーな味わいが期待できるということです。

新酒ワインの仕込み作業が始まったのは甲府市桜井町のワイナリー「ドメーヌQ」です。

28日は甲府市内で収穫された完熟前のデラウエア約1500キロを次々と機械にかけ、果汁を搾っていきました。

荒木キャスター

「こちら搾りたての果汁をいただきました!爽やかな香りが広がって、すっきりとした味わいです」

ワイナリーによりますと、今年は天候に恵まれたため玉張りや味わいの良いブドウに仕上がりました。

完熟前のブドウを使うことで、フルーティーで酸味がしっかりとした白ワインが期待できるということです。

ワイナリーを運営する甲府ワインポート 久保寺慎史 社長

「これから暑い日が続くが農作業もワインづくりもがんばっていきたい。きりっと冷やしていただいて、ちょっと塩味が効いた料理と合わせると非常に相性がいいので、みなさん召し上がってみてください」

ワインは1か月ほどで完成し、7月31日から県内外のスーパーやインターネットサイトなどで販売されるということです。

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