巡査長が知人男性に捜査情報など漏えい 警部補は手当約347万円を不正受給 兵庫県警で懲戒処分相次ぐ

兵庫県警は捜査情報を外部に漏らしたなどとして、警察官2人を懲戒処分にしたと発表しました。

兵庫県警によると、神戸方面の警察署に勤務する男性巡査長(32)は、2019年から2022年にかけて、警察内部の情報に不正にアクセスし、捜査情報などを漏らした疑いで、書類送検されました。

巡査長は、知人男性に依頼され、知り合いが暴力団関係者として登録されているかや、捜査情報などを漏らしていたということです。兵庫県警は、巡査長を停職1カ月の懲戒処分としました。

また、男性警部補(52)は、通勤手当や住居手当などあわせて約347万円を不正受給したとして停職6カ月の懲戒処分を受け、依願退職しました。

兵庫県警は、「指導を徹底し、再発防止に努める」としています。

© 関西テレビ