万博会場の島で『猛毒のヒアリ550匹』発見 アナフィラキシーショックを起こすケースも アリは全て駆除

■夢洲でヒアリ550匹発見

今月25日、大阪・関西万博の会場となる「夢洲」で、猛毒を持つ「ヒアリ」がおよそ550匹見つかったことが分かりました。

環境省などによると、今月25日、万博の会場となる「夢洲」のコンテナターミナルで、ヒアリと疑われるアリが50匹ほど見つかりました。

環境省が現地調査を実施したところ、アリおよそ500匹が見つかり、専門家が特定のための調査をしたところ、28日、ヒアリと確定したということです。

大阪府内でヒアリが発見されるのは今回で13例目です。

ヒアリは刺されると激しい痛みが生じ、体質によってはアナフィラキシーショックを起こす場合があり、「要緊急対処特定外来生物」に指定されています。

見つかったヒアリはすべて駆除されていますが、環境省はほかにもヒアリがいないかなど引き続き調査を続けるとしています。

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