厄よけの象徴“鬼瓦”が来場者からの1票を募集中 高松市の栗林公園で企画展「表情豊かな鬼たち」【香川】

厄よけの象徴として知られる鬼瓦を集めた企画展が高松市の栗林公園で開かれています。

牙をむき出し怒っている顔つきの鬼に…少しほころんだ表情。会場では、栗林公園が所蔵する鬼の形をした瓦、鬼瓦16点が展示されています。

(中村香月記者)
「普段は屋根の上などに付けられ、私たちを見守ってくれる鬼瓦ですが、この企画展では同じ目線で楽しむことができます」

鬼瓦は朝鮮半島から伝わったとされ、建物や家族を守る厄よけの象徴として奈良時代から屋根に飾られ始めました。2本の角が生えた鬼瓦が作られたのは室町時代からで、作り手によって表情が異なるのが分かります。

期間中は人気の鬼を決める投票箱が設置されていて、結果は栗林公園のSNSなどで発表されます。この企画展は、高松市の栗林公園で2024年9月8日まで開かれています。

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