「中欧班列」南京-イスタンブール線第1便が発車

「中欧班列」の南京-イスタンブール線の第1便が28日午前、出発しました。写真はイスタンブール。

「中欧班列」(中国各地と欧州を結ぶ貨物列車)の南京-イスタンブール線の第1便が28日午前、出発しました。

列車は新疆ウイグル自治区のホルゴス口岸(出入国検査場)を出国してカザフスタンを横断し、同国カスピ海東岸のアクタウ港でフェリーに乗り、カスピ海西岸にあるアゼルバイジャンの首都バクーに上陸し、同国と隣国のグルジアを経由してトルコ入りする予定です。

2017年、カザフスタン、アゼルバイジャン、グルジアの3カ国は、「カスピ海横断国際輸送ルート協会」を創立しました。

同ルートは、東はカザフスタン西部のドスティクから西はアゼルバイジャンのバクーまでで、運行距離は約3500キロに達します。

2020年4月、西安-イズミット線(トルコ北西部)の第1便が初めて同ルートを利用しました。(提供/CRI)

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