“踏み間違い防止装置”車への搭載義務化へ オートマ車が対象 高齢ドライバーの事故多発うけ

高齢ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が増える中、国土交通省は踏み間違い防止装置の車への搭載を義務づける方針を示しました。

車の安全に関する国際基準を決める国連の作業部会で、高齢ドライバーによる悲惨な事故が多発している状況をふまえ、日本が提案してきた踏み間違い防止装置の国際基準が策定されました。

国交省によりますと、オートマチックの乗用車が対象で、装置の基準は踏み間違えた際に警告が出ることや、障害物の1~1.5メートル手前に停止した位置からアクセルを踏み込んでも衝突しないことなどだということです。

来年6月に予定されている国際基準の発効にあわせ、国交省は省令を改正し、新車を対象に踏み間違い防止装置の搭載義務化に向けた準備を進めるということです。

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