りつ子の歌唱にブギウギファンも歓喜「粋なコラボすぎる」

法の世界に足を踏み入れたヒロイン・猪爪寅子の人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。6月28日放送の第65回では、第64回に続き『ブギウギ』の茨田りつ子が登場し『雨のブルース』を歌い、朝ドラファンを沸かせた。

寅子(伊藤沙莉)と話をする茨田りつ子(菊地凛子)(C)NHK

「愛のコンサート」の出演者が決まり、一安心する寅子(伊藤沙莉)。一方、花江(森田望智)は寅子の級友・梅子(平岩紙)に相談し、「家を守らなきゃ」と必死だったと心中を吐露する。そんな花江に、梅子は「いい母なんてならなくていいと思う」と言葉をかける。

梅子の言葉を受け、花江は子どもたちに「手抜きをさせてください」と話し、手が回らないときは助けてほしいと頼む。その頃、愛のコンサートは無事に終幕。上司・多岐川(滝藤賢一)が思いつきではじめたコンサートは大成功をおさめるのだった。

今回の放送では、愛のコンサートに出演した歌手・茨田りつ子(菊地凛子)が、寅子に働く理由を問うシーンがあった。りつ子の衣装を直しながら「この仕事が好き」と話す寅子に対し、「あなたと同じ。この仕事が好きなの。で、裁縫は苦手」と微笑むやり取りも。

前回に続き『ブギウギ』のりつ子が登場し、さらに『雨のブルース』を歌うシーンも流れたことから、SNSでは「雨のブルース歌唱シーンまであるとは・・・!」「ステージまで・・・りつ子さま」「こんな粋なコラボが見られるなんて、朝ドラファンでよかった」など、『ブギウギ』ファンからも歓喜の声が上がっていた。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。7月1日放送の第66回では、有名人になった寅子(伊藤沙莉)が仕事に追われ、星朋彦(平田満)からある仕事を依頼される。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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