【海外サッカーデータ】23-24シーズン日本人選手の先発数上位は?

2023-2024シーズンも多くの日本人選手が海外の各リーグで活躍した。特にサッカーの最高峰である欧州5大リーグでの活躍は目を見張るものだった。今回はイタリア、イングランド、スペイン、ドイツ、フランスの各リーグにおける日本人選手の先発出場回数にスポットを当てて、チームに大きく貢献してきた選手たちの今シーズンを振り返りたい。

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まずは、6位-10位まで。

【6位―10位】
6位:久保 建英 MF/レアル・ソシエダード(西)
出場30回/先発出場24回/先発フル出場14回

7位:遠藤 航 MF/リバプール(英)
出場29回/先発出場20回/先発フル出場11回

8位:板倉 滉 DF/ボルシアMG(独)
出場20回/先発出場18回/先発フル出場13回

9位タイ:鎌田 大地 MF/ラツィオ(伊)
出場29回/先発出場17回/先発フル出場6回

9位タイ:中村 敬斗 FW/スタッド・ランス(仏)
出場25回/先発出場17回/先発フル出場2回

続いて、上位5人を5位からお届け。

4位タイ:南野 拓実 MF/モナコ(仏) 出場30回/先発出場25回/先発フル出場9回

開幕戦から先発メンバーに入り、9得点6アシスト。厳しい批判にさらされた昨シーズンと打って変わって、2023-2024シーズンは南野にとって飛躍の年となった。11月24日のパリ・サンジェルマン戦では1ゴール1アシストを決めるなど名場面も多く作り、サポーターの信頼も獲得。8月にはリーグの月間最優秀選手に選ばれた。彼の活躍も手伝い、チームは2017-2018シーズン以来の2位となり来期のチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得した。

4位タイ:伊藤 洋輝 DF/シュツットガルト(独) 出場26回/先発出場25回/先発フル出場21回

シーズン開幕からスタメンとして起用され、守備の要として活躍した。彼のポジショニングと判断力はディフェンスラインの安定に寄与し、序盤からチームの守備力を支えてきた。ブンデスリーガでの地位を確固たるものにしたが、来期はバイエルン・ミュンヘンへの移籍というビッグニュース。さらなる飛躍を遂げるに違いない。

2位タイ:浅野 拓磨 FW/ボーフム(独) 出場29回/先発出場26回/先発フル出場5回

6ゴール1アシスト。スピードと得点力を武器に、チームの攻撃陣を牽引し、多くの試合で決定的な活躍を見せた。特にシーズン前半での活躍は目を見張るものがあり、9月2日のアウグスブルク戦、11月3日のダルムシュタット戦では1試合2ゴールを達成。そして、2月18日のバイエルン・ミュンヘン戦でもゴールを挙げ、ジャイアントキリングに大きく貢献した。

2位タイ:堂安 律 MF/フライブルク(独) 出場30回/先発出場26回/先発フル出場13回

去年の5得点を上回る7得点2アシストを記録。キャリアハイと言える数字を残した堂安の2023-2024シーズンは、フライブルクの攻撃の中心として大きな役割を果たした1年だった。

1位:伊東 純也 MF/スタッド・ランス(仏) 出場31回/先発出場31回/先発フル出場22回

2022-2023シーズンから加入し2年目のシーズン。昨年に続いて主力として開幕戦から活躍し、3ゴール7アシストを記録。途中交代のケースでも80分以降が多く試合終盤まで攻撃の要としてチームをけん引した。彼の持ち味であるドリブル突破とクロスは、相手ディフェンスにとって脅威となり、幾度もチャンスを創出した。

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2023-2024シーズンも、多くの日本人選手が欧州の舞台でその実力を示してきた。遠藤航のリバプールでの存在感、冨安健洋のアーセナルでの安定した守備、堂安律のフライブルクでの創造性、鎌田大地のラツィオでの攻撃力、久保建英のレアル・ソシエダードでの貢献などなど。それぞれが異なるチームで異なる役割を果たし、欧州5大リーグで確かな足跡を残してきた。これからも日本人選手たちの活躍に注目し、彼らがさらに成長し、より高いレベルでプレーすることを期待したい。

(SDAA編集部)

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