絵画や工芸など約500点 意欲みなぎる創作  7月7日まで市展 藤沢市

美術の部の入賞作品などが並ぶ展示会場

中学生以上の市民から公募した芸術作品を発表する「藤沢市展」が、藤沢市民ギャラリー(ODAKYU湘南GATE6階)で7月7日(日)まで開催されている。

芸術文化活動の普及と振興を目的にする同展。74回目を数える今年は、写真・美術・華道・書道の4つの部門に一般公募作品364点と各協会員作品など148点の計512点が寄せられた。部門ごとに審査が行われ、大賞や市長賞などの入賞作品66点が決定した。

同展は18日に開幕。写真と華道の展示は23日で終了し、25日から美術の展示が始まり、風景や人物などを描いた油彩や水彩をはじめ、版画、日本画、陶芸、彫刻ほか作品約200点が並ぶ。30日(日)まで。教育委員会賞に選ばれた佐藤志樹さんの作品は「脳内」と題するCG。「構成と色彩がみごと」と評価された。知人の作品を鑑賞に訪れたという市内在住の女性は「表現方法がさまざまでどれも素晴らしい」と見入っていた。

7月2日(火)から最終日までは書道作品を展示する。午前10時から午後7時(日曜は午後5時)。入場無料。

来場者特典も

期間中に同展のパンフレットまたは案内はがきをODAKYU湘南GATE館内の対象店舗で提示すると、優待や買い物利用でのプレゼントなどの特典を受けられる。

市展に関する問い合わせは、藤沢市みらい創造財団芸術文化事業課【電話】0466・28・1135。

© 株式会社タウンニュース社