元町長を3回目の起訴 石川町の贈収賄事件

石川町の元町長ら3人が町発注の公共工事の入札をめぐる贈収賄の罪で起訴されました。

起訴状によりますと石川町の元町長・塩田金次郎被告(76)は2019年6月から約3年半の間に町発注の公共工事の入札に関する情報を漏らし、謝礼としてあわせて約42万円相当の瓶ビールなどを受け取った収賄の罪に問われています。

また、塩田容疑者から情報を得ていた元建設会社勤務の関根徳夫被告(69)と添田保雄被告(63)は時効になっていない6件について、贈賄の罪で起訴されました。

3人は町発注の道路工事と認定こども園の用地造成工事の2件の入札で予定価格を漏らした罪などですでに起訴されていて、起訴は今回で3回目です。

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