「お前が帰っても赤ん坊は赤ん坊のまま」ボクサー転向の元プレミア戦士、英代表一時離脱のフォデンに物言いで炎上【EURO】

かつてプレミアリーグでプレーし、ボクサーに転向したカーティス・ウッドハウス氏が、フィル・フォデンに物申した。

イングランドサッカー協会は6月26日、EUROを戦っているフォデンが「差し迫った家族の問題」のために、代表から離脱したと発表した。英公共放送『BBC』によれば、「第3子の出産のため帰国。イングランドのラウンド16が行なわれる日曜までにチームに復帰することが期待されている」ようだ。

24歳のアタッカーは2023-24シーズン、マンチェスター・シティのプレミアリーグ4連覇に大きく貢献し、リーグMVPに輝いた。今大会もグループステージ3試合全てに先発しており、仮に次戦に間に合わなければ痛手になるとはいえ、家族を第一にする姿勢は、多くの人が高く評価している。

ただ、ウッドハウス氏は手厳しい。世代別のイングランド代表経験がある44歳は27日、Xを更新し、次のように綴ったのだ。

「フォデンが子どもの出産のために帰国したのなら、私は全く評価しない。好きなだけ私に叫んでも怒鳴っても構わないが、それは負け犬のメンタリティだ。閉じこもっていろよ。お前が家に帰っても赤ん坊は赤ん坊のままだ。バカらしい」

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この投稿は現地メディアでも取り上げられ、ニュースに。次のような声が続々と寄せられている。

「カーティス・ウッドハウスって誰?」
「敗者のメンタリティを少しは知っているようだ」
「家族より仕事を優先するのは負け犬のメンタリティ」
「一筋縄ではいかない妊娠だったら?全ての母親は産後に関係なく助けが必要」
「フットボールであろうとなかろうとそれは冷淡な考え方だ」
「リーグ制覇6回、チャンピオンズリーグ優勝。MVP。ああ、良い父親で、妻を大切にする負け犬だ」
「元プロ選手たちはコメントする前に頭を働かせているのだろうか」

また、シティOBで、イングランド代表として日韓ワールドカップに出場したトレバー・シンクレア氏も反応。諭すように「カーティス、逆もあり得るよ。2002年に別の状況で24時間だけ帰国した時、家族に会えてとても気分が高揚した」とコメントしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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