約90万円着服し懲戒免職の元職員を琴浦町が告訴・告発 「違法な行為で厳正な対応が必要」(鳥取県)

鳥取県琴浦町は、事務を担当していた町の外郭団体の口座から93万円あまりを着服したとして懲戒免職処分を受けた元職員を、警察に告訴・告発しました。

告訴・告発されたのは、琴浦町の31歳の元職員です。琴浦町によると、この元職員は、町の2つの外郭団体の事務を担当していた2020年から2022年までの間に、実際には実施しなかった事業の補助金を県などに申請。団体に支払われた交付金など、あわせて93万円あまりを着服していたとして、2023年12月に町から懲戒免職処分を受けています。
元職員は、着服した全額と国や県への補助金返還に伴う加算金あわせて約200万円をすでに返していますが、町は、違法な行為で厳正な対応が必要だとして、27日に警察に告訴状・告発状を提出しました。
琴浦町の福本町長は、「改めて町民の皆様、関係者関係機関の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。

© 山陰中央テレビ