台湾プロ野球(CPBL)のドラフト会議が28日に行われ昨年12月に西武を退団した呉念庭内野手(31)が、高雄市をフランチャイズとする台鋼ホークスにドラフト1位指名された。
台湾出身の呉は中学卒業後、岡山共生高校に進学、第一工大を経て2015年のドラフト7位で西武に入団。内外野のユーティリティーとして8年プレー。NPBで打率2割2分4厘、16本塁打、108打点をマークした。
昨年、12月1日に急きょ開かれた西武退団会見では「いつか〝母国〟で恩返しがしたい。それにはいいパフォーマンスができる時が一番だと思い、このタイミングになった」といきさつを説明していた。
今季は台湾の社会人チーム・全越運動棒球隊に所属し、このドラフト指名を待っていた。