長江で洪水発生 今年初

 28日の中国中央テレビ・ニュースサイト「央視新聞」によると、連日の大雨の影響で、洞庭湖や鄱陽湖など長江中・下流域の多くの支流で比較的大きな洪水が発生した。この影響により、長江中・

鄱陽湖(6月27日撮影)

下流域の主流の水位が急上昇し、28日午後2時、九江観測所の水位は警戒レベルの20・00メートルまで上昇し、「中国主要河川洪水番号規定」が定めた洪水番号の基準に達したことが水利省への取材で分かった。

 同省長江水利委員会水文局は28日、長江の中・下流域で「2024年長江第1号洪水」が発生したと正式に発表した。今後1週間、長江中・下流域の主流では城陵磯より下流域の全区間が警戒水位を超え、九江河区間では最大で約1・0メートルの警戒レベルを超えると予測した。〔東京6月28日発中国通信〕

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