惑星に生命体が存在するかどうかを確認する新たな方法が発見された。カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)の研究によると、メタン、エタン、プロパンといった温室効果ガスの存在が、別の生命体によって惑星がテラフォーミング(人工的改造)されたことを示す重要なサインになるという。
同研究で仮想の惑星によるシミュレーションを実施、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がこのガスを簡単に発見できるとしている。
UCRの宇宙生物学者で同研究を指導した、エドワード・シュヴァイツマン氏はこう説明する。「このガスは我々にとって温暖化を促進させる悪いものです」「しかしそれは差し迫った氷河期を回避したり、住めない惑星をテラフォーミングしたい文明にとって良いもので、人類も火星でそれを提案しています」