エルヴィス・プレスリーのスエード靴、2000万円超えで落札予想

エルヴィス・プレスリーのブルーのスエード靴がオークションに出品された。サイズ10.5の同アイテムを1950年代にステージ内外で履いていたエルヴィス、1958年にアメリカ軍に入隊する前夜、友人のアラン・フォータスに譲っていた。

28日(金)にイングランドのウィルトシャーにあるオークションハウス、ヘンリー・オルドリッジ&サンで入札開始となる同アイテムの落札予想価格は10万ポンドから12万ポンド(約2030万円から約2440万円)、故人の親友で「エルヴィスの世界的権威」と評されるジミー・ベルベットの鑑定書付きとなっている。

同オークションハウスのアンドリュー・オルドリッジは、「ショービジネス、音楽、ポピュラー文化を記念する逸品です」とスカイ・ニュースにコメント、一方でアランは同アイテムを手に入れた経緯について、同封される手紙の中でこう綴っている。「メンフィスで軍隊に入隊する前夜、グレイスランドでオールナイトのパーティーをしました。その後私たちはローラーリンクのレインボーに行ったのです」「家に戻って、エルヴィスは私たち数人を2階に呼び、軍隊から戻った際もう着ない、もしくは要らなくなるであろう服をくれました」「あの夜にエルヴィスは私にこのサイズ10.5の青いスエードの靴をくれ、私はずっとそれを所有してきました」

そんなエルヴィス関連のアイテムとしては数週間前に、愛用していた聖書が別のオークションで12万ドル(約1930万円)で落札されていたところだ。

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