2023年の中国の対外貿易海運量は世界の3割超―中国メディア

23年に中国の対外貿易海運量が世界の海運量に占める割合は前年比2.2ポイント上昇の30.1%になった。

2024年海のシルクロード港湾国際協力フォーラムが27日に浙江省寧波市で行われ、その中で「中国港湾運営分析報告(2024年)」が発表された。 同報告によれば、新型コロナウイルス感染症パンデミック後、グローバル経済が引き続き緩やかな回復段階にあり、グローバル貿易が回復しつつあるところだ。23年の世界の海運量は前年比3.0%増となった。うち「中国要素」の働きが目立った。23年に中国の対外貿易海運量が世界の海運量に占める割合は前年比2.2ポイント上昇の30.1%になった。

国民経済が全体として回復好転する状況が、中国の沿海港湾の処理能力の急速な伸びを支えた。地域別の実行ベース処理能力を見ると、成長の原動力にはエリアごとに違いがあるが、全体的な発展構造は相対的な安定を維持し、長江デルタ地域の沿海港湾の処理能力は40%を占め、引き続き各エリアの中でトップだった。港湾の発展状況を見ると、23年には中国沿海に2億トン以上の規模の港湾が計23カ所あり、通年の実行ベース処理能力は同5.9%増の108億トンに達した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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