刺し身を食べた50代男性、胃からアニサキス 群馬・高崎市の飲食店で食中毒

 群馬県高崎市は28日、同市の飲食店で食事をした50代男性(東京都)が腹痛を訴え、胃からアニサキスが摘出されたと発表した。市保健所は同店が提供した食事による食中毒と断定。市は食品衛生法に基づき、営業停止1日間(28日)の行政処分をした。男性は回復している。

 市によると、男性は26日午後8時半ごろ、同店で刺し身などを食べた。27日午前1時半ごろに発疹が出て、その後、腹痛に見舞われた。男性が受診した市内の医療機関が市保健所に連絡した。

 市内での食中毒は今年に入り2件目。患者は累計31人となった。

© 株式会社上毛新聞社