【U-23】小久保玲央ブライアンは今夏放出か 「第2GKとしても、まだ力不足」=ポルトガル報道

パリ五輪での活躍も期待されるGK小久保玲央ブライアン

ポルトガル1部ベンフィカのU-23日本代表GK小久保玲央ブライアン(23)が今季限りで退団すると、ポルトガルメディア「Glorioso」が報じた。

同メディアは「今シーズン、主にベンフィカのBチームで起用されていた小久保のチームでの時間は、終わりを告げようとしている。すでに23歳で、一度もトップチームデビューを果たしていないGKのサイクルに終止符が打たれることになる」と指摘した。

トップチームでは、ウクライナ代表GKアナとリー・トルビン(22)が来季も正守護神を務める見通しで、来季に向けた第2GKを見極めている段階という。同メディアは「小久保は第2GKとしても、まだ力不足だと考えられている」と指摘。2025年6月末までとなっている現行契約を延長する予定もないとした。つまり今夏が売り時というわけだ。

ベンフィカが放出方針であれば、メンバー入りの可能性が高いパリ五輪は、アピールの場としてもさらに重要だ。A代表主力のGK鈴木彩艶(21)とのポジション争いを制して活躍すれば、より良いオファーが舞い込む可能性は高まる。自らのパフォーマンスでチャンスをつかめるか。

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