ShowMinorSavage、笑いの絶えない音楽制作 SOTA・MANATO・Aile The Shotaの温度感

BE:FIRSTがパーソナリティを務めるラジオ番組『Amazon Music MILLION BILLION』(J-WAVE)の6月22日放送回に、Aile The Shotaがゲスト出演した。

この日のパーソナリティは、MANATOとSOTA。番組冒頭、MANATOが6月15日に行われた『NBAフェス in Japan 2024』に出演したNBA選手の話をすると、そのまま「今日はスペシャルなゲストが登場してくれるということで。この流れはもしかして、NBAのヤバい選手……? ドリブルの音も聞こえてくるしな」、「レイ・アレン(『NBAフェス in Japan 2024』に登場したNBA選手)、来ます?」と、MANATO。SOTAも声を弾ませながら「ハードルめっちゃ上がってんな」、「いやぁ~、誰だろ? マジで」と笑ってみせていた。

1曲のOAを挟んだ後、2人は改めて「MANATOと」、「SOTAと……」と自己紹介。それに続けてAile The Shotaは「レイ・アレンです!」。ボケ続けるAile The Shotaを受けて、MANATOが「日本語、うま!」とツッコミをいれるなど、3人揃った瞬間からワイワイと盛り上がっていた。

この3人といえば、音楽ユニット・ShowMinorSavageのメンバーである。ShowMinorSavageで同番組に出演するのは、2023年2月25日の放送ぶりで、番組内では7月10日にリリースされる新曲「Ocean」についてたっぷり語られていた。

ShowMinorSavageはSOTA、MANATO、Shotaの頭文字を取りつつ、「日本においていまだ“Minor”な音楽をメジャーシーンで“Savage”に見せつける」という意味を持つユニット名。誕生したのはBE:FIRSTが誕生するきっかけとなったオーディション番組『THE FIRST』(日本テレビ系/Hulu)中のことで、BE:FIRSTよりも結成が早い。似た音楽的感性を持つ3人が音楽を通じて繋がっているため、その相性の良さは楽曲からも十分感じ取れるだろう。しかしそれだけにとどまらず、トークの面でも仲の良さを発揮していた。

「Ocean」はAile The Shotaのオーガナイズイベント『PANDORA organized by Aile The Shota』で披露された楽曲である。しかも、3人の「新曲やりたくね?」という言葉から、急ピッチで制作を進めたのだそう。それぞれ忙しい時期だったにもかかわらず、全員で集まって楽曲制作を進められたのは、ShowMinorSavageで音を奏でることに楽しさを見出しているからこそ。そして、気の合う仲間と一緒だからこそなのだろう。

また、番組内のトーク中、6月4日にBE:FIRSTの公式YouTubeチャンネルにアップされた「MANATOのおつまみ選手権2 w/ SHUNTO & RYOKI [BTO #11 "Dig deeper into MANATO"]」を家のテレビで見たと話すAile The Shota。メンバーが出ているYouTubeをきちんとチェックするあたりも、Aile The Shotaの仲間思いな一面だろう。そこからMANATOの手料理の話に花が咲いていたのだが、以前料理をするために3人で買い出しに行った時には、SOTAがプレゼントしたNEW ERAのキャップをお揃いで被って行ったというエピソードも。思わず「仲良すぎ!」とツッコミたくなるほどのエピソードだ。

その後も楽曲制作について語っていたが、次々とエピソードが出てきており、笑いが絶えない。楽しみながら制作が進められていることはもちろん、3人でいること自体が楽しいという温度感も伝わってきたのではないだろうか。

29日放送の『Amazon Music MILLION BILLION』にもAile The Shotaが出演する予定となっている。再び微笑ましい3人のやり取りが見られることに期待したい。そして、そんなShowMinorSavageが歌う「Ocean」がこの夏、幅広い層に届くことを祈りたい。

(文=高橋梓)

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