NY株3日ぶり反落45ドル安 金利上昇、売り注文やや優勢

ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落し、前日比45.20ドル安の3万9118.86ドルで取引を終えた。米長期金利の上昇が嫌気され、売り注文がやや優勢だった。

 朝方発表された5月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比上昇率が市場予想並みの結果となった。結果を受け米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送りへの警戒感が後退し、ダウ平均は買いが膨らむ場面もあった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は4日ぶりに反落し、126.08ポイント安の1万7732.60。

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