『ザ・ファンタスティック・フォー』、舞台は1960年代に

『ザ・ファンタスティック・フォー』は1960年代を舞台にしたスーパーヒーロー映画となるようだ。今年のバレンタインデーに、マーベルが同シリーズ最新作のポスターを公開、そのレトロな感じから、ファンの間ではアメリカの60年代の家族関係を描いたものになるのではと憶測が飛び交っていた。

そして今回、ケヴィン・ファイギ社長が『ザ・オフィシャル・マーベル・ポッドキャスト』で、それを認めたかたちだ。「『ザ・ファンタスティック・フォー』は、ニューヨークを舞台にした時代物となります」「しかし、おそらく皆が知っているニューヨークではないでしょう」「ジョニー・ストームが宙を飛んで 『4』のシンボルを作っている別のアートが公開されましたが、そのイメージの隅には街の風景がありました」「その街並みが、私たちが知っているニューヨークや、私たちの世界に60年代に存在したニューヨークとは同じではないことに気づいた賢い人たちがたくさんいました」「それは鋭い観察だと言えます」

スタン・リーとジャック・カービーがマーベル・コミックに向けて創作したスーパーヒーロー4人組が登場する同新作では、リード・リチャーズ(Mr.ファンタスティック)役をペドロ・パスカル、スー・ストーム(インビジブルウーマン)役をヴァネッサ・カービー、ジョニー・ストーム(ヒューマン・トーチ)役をジョセフ・クイン、ベン・グリム(ザ・シング)役をエボン・モス=バクラックが演じる。

マーベルドラマ『ワンダヴィジョン』を手掛けたマット・シャックマンが『猿の惑星/キングダム』のジョシュ・フリードマンらによる脚本を基に監督を担う『ザ・ファンタスティック・フォー』は、年内のクランクインが予定されており、2025年7月25日に劇場公開される見込みだ。

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