福島市の40代男性が28日までに、交流サイト(SNS)を通じて知り合った女性から投資話を持ちかけられ、約3860万円分の暗号資産をだまし取られたと福島署に届け出た。同署は詐欺事件として捜査している。
同署によると、男性のインスタグラムに昨年12月下旬ごろ、女性を名乗る人物からダイレクトメッセージが届き、LINE(ライン)でメッセージのやりとりをしていると、暗号資産への投資を持ちかけられた。話を信じた男性は今月上旬ごろまで複数回にわたり、計約3860万円分の暗号資産を購入、LINEで送付した。
男性が出金手続きをしようとしたところ「税金や違約金がかかる」とさらに金銭を要求され、その後女性を名乗る人物と連絡が取れなくなったことから、被害に気付いたという。