京都府南丹市園部町の木崎町児童公園で、隣接する園部保育所と地元住民がコキアとマリーゴールドの苗を植えた。園児らがお年寄りと一緒に約100本の苗に優しく土をかぶせ、華やかに成長することを楽しみにした。
木崎町など園部町の9区でつくる「桐ノ庄郷(さと)振興会」は2年前から、同公園の空き地にコキアを植えている。今年も交流を兼ねて19日、メンバーら約10人が5歳児クラスの約30人と作業をした。
移植ごてを握った園児は「お宝が出そう」と期待しながら穴を掘り、苗を植えた。最後は「地面をトントンと押さえて」と住民に助言され、手で丁寧に土をかぶせた。
今年は事前にトラクターで地面を掘って入念に石を除き、肥料も入れた。同会の寺尾正己さん(74)は「よく成長するのでは。子どもが喜んでくれれば最高だ」と話した。マリーゴールドは8月、コキアは10月が見頃という。