ホークスが今季自己ベストの平均22.5得点を挙げたデジャンテ・マレーをペリカンズにトレードへ

アトランタ・ホークスは、主力の1人であるデジャンテ・マレーをニューオーリンズ・ペリカンズにトレードで放出するという。日本時間6月29日(現地28日)に『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

2016年のドラフト1巡目全体29位でサンアントニオ・スパーズから指名されたマレーは、2年目の2017-18シーズンにオールディフェンシブ2ndチームに選出されて台頭。右膝の前十字靭帯断裂による全休を乗り越えて復活した2019-20シーズンからは得点も伸ばし、2021-22シーズンには平均21.1得点、9.2アシスト、リーグ1位の2.0スティールで初のオールスター出場も果たした。

その後、2022年6月にトレードでホークスへ移籍。加入初年度の2022-23シーズンは74試合に出場して平均20.5得点、6.1アシスト、1.5スティール、今季は78試合に出場して平均22.5得点、6.4アシスト、1.4スティールとトレイ・ヤングに次ぐ得点源として活躍していた。

プレイイン・トーナメントでシカゴ・ブルズに敗れてポストシーズンを逃したホークスは、23年7月に4年総額1億2000万ドル(約193億円)で契約延長(最終年の2027-28シーズンはプレイヤーオプション)したマレーをペリカンズにトレードするという。ウォジナロウスキー記者は、ペリカンズは2025年のドラフト1巡目指名権(ロサンゼルス・レイカーズ経由)、27年のドラフト1巡目指名権、ラリー・ナンスJr.、ダイソン・ダニエルズをホークスに差し出すと伝えている。

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